岐阜県宮川水系へ遠征をする
怒涛の10連休となりました今年のGW。
僕はぼちぼちお仕事でしたが、後半の土曜日は休みを取り、友人、後輩と弾丸日帰りトラウトツアーを決行しました。
遠征先は岐阜県の宮川水系。
飛騨市街を流れる宮川は西に立山、飛騨山脈を望む流れの太い河川で、高原川と合流し神通川と名を変え、富山湾に注ぐ清流。
神通川と言えばサクラマスでも有名で、関西には無い、ヤマメ河川で楽しみです。
そんな宮川に夜通し車を走らせ、明け方には飛騨市に到着。
トンネルを抜けると飛騨市街を覆う、朝焼けと雲海。
でなんとも幻想的。
コンビニに寄り、食料と遊漁券を購入。
支流の小鳥川を目指します。
道中、ポロポロと釣り人が立ち込んでおり、これが連日続いているかと思うとかなりのプレッシャーが想像できます。
そんなこんなで、この日の1発目は瀬が続くエリアで様子見開始。
水は若干ささ濁り。
山頂には雪が残る山から流れ込む水は結構な水量。
関西より1ヶ月ほど季節がズレてそう。
なので、瀬の中のタルミやヨレなど流れの緩いポイントへミノーをドリフト気味に流し込みややスローに攻める事に。
が反応無し。
この後、深めの淵で反応だけ、その後、スプーンに替え、誘いを入れるとイワナらしき魚の反応あるもフッキングできず・・。
その後、場所を替え、移動するも同じ様な反応。
上流方向へ車で移動。
かなりの大きさの堰が絡む、いかにもなエリア・・は異常なし。
少し釣り上がり、流れ込んだ沢の水が大岩に当たる淵でミノーをドリフト。
魚は反応するもフッキングできず・・。
バラシが多発し始めて嫌な感じ・・。
この後、何て事ないチャラ瀬の中、小さな淀みで後輩が謎のヤマメ無限ループキャッチ現象に遭遇します。
淀みにキャスト→ヤマメ釣れる→淀みにキャスト→ヤマメ釣れる(続く)・・。
放流直後の管釣り状態・・なんで??
ポイントを横取りしたい気持ちを抑え、邪魔にならない様に上流へ歩きます。
太い支流が流れ込む先にかなり深そうな淵。
倒木が絡みいかにもな感じ。
でも、この支流、到底横切れそうにない水量・・。
なので、フルキャストで淵へミノーを送り込みます。
ジャークをいれつつミノーのストップする時間が長くならない様にアクション。
淵からミノーが出て来そうなタイミングで「ガツンッ」とアタリ。
流れに乗せて上がってきたのはパープルピンクが綺麗なヤマメ。
1匹釣るまで結構苦戦してしまった・・。
その後、支流を迂回、先に進むと先行者の姿。
お昼時でもあるので、一旦、上がり昼食。
昼からは少し宮川本流を攻めてみるも、土地勘ゼロなので良く分からず早々に切り上げ支流を探す事に。
本流に流れ込む河川はそれなりに大きく、懐も深そうなので、支流をたどり車を走らせます。
集落を抜けると支流が二股に別れ、意外に小さい河川に。
と言うか、ほぼ農業用水路・・。
それでもイワナくらい居そう、居たら面白いな。
っと言う事で里川の農業用水路で釣り再開。
河川とは言え、農業用水路。
等間隔で堰が現れ、遡上しにくい・・。
それでも、堰下の淵には何かしらの魚のチェイス。
ミノーを流れに乗せ、トゥイッチ+ドリフトで誘います。
淵のかけあがり下から魚がバイト。
上がってきたのは イワナ。
おお~。さすがは本場!
こんな水路にイワナ!
関西なら鉄板でカワムツなのに~。
この後、更に先を進み、スプーンで誘いを入れながらポロポロとイワナを釣り上がったところでタイムアップ。
終始、魚の状態にアジャストできなかった一日、かなりの数をバラしたりフッキングしそこなう始末。
ただ、その分、いろいろと考え、次に繋がる発想もモクモクと沸いた日です。
ある意味、釣れた日より収穫が多かったこの日。
次は本流をしっかり攻めてみたい河川でした。