大和葛城山でトレッキングをする

葛城山山頂1またしてもブログ更新が滞ってしまっておりました。

今回は1カ月程前の話しで葛城山へ家族でトレッキングに行った話し。

 

当日はまだまだ寒さの残る3月末日。

葛城山にはロープウェイがあり、乗り場下には駐車場が完備されております。

ここに車を停め、登山開始。

ロープウェイ乗り場の案内板を見ると「山頂の気温:3°」との記載・・。

 

ロープエウィ横、山道入り口は金網のフェンス。

金網には扉が設置されこの扉を開けて登山道へ入ります。

このフェンス、農作餅を守るため、容易に動物が出入りできない様にする工夫の様です。

(ちなみに、この扉は、開けたらきちっと閉めておきましょう。)

 

葛城山は奈良県と大阪府に県境に位置し、奈良県の御所市からはロープウェイで山頂行く事ができます。

登山に関心薄目の我が家の家族は、到着早々に虎視たんたんとこのロープウェイ乗車を狙っておりましたが、何とか阻止、先に書きました登山道入り口の扉の中に家族を押し込み、扉を閉めて登山開始です。

 

開始早々、道は2手に別れ、直進は「くじらの滝コース」と山へ分け入る雰囲気の右に折れる道が「北尾根コース」です。

途中の景観がいいらしいので「北尾根コース」を選び、早々の予想外の急こう配を進んで行きます。

思いの他の急こう配に、頭上をスルスルと進んで行くロープウェイを羨望の眼差しで見つめる我が家の家族・・。

 

序盤のジグザグ蛇行道から中盤からはゴロゴロとした岩を抜ける場面がいくつか。

子供達(時々我が家の奥さん)には難所となる場面もちらほら。

葛城山3大人には大した事のない高低差の岩でも子供には高く、よじ登らなければならない場面が結構あってこれが小柄な小学校低学年となるとかなり難所となるパターン。

ちょっとした岩でも子供をサポートしてあげるのが重要で岩場の状態で先行するか後方でサポートするか、岩の状態1つ1つに対応し隊列を行ったり来たり・・結構大変・・。

ちなみに、岩場など滑る恐れがる場面では、基本的には後方で、万が一滑った場合にはキャッチしてあげる体制を取っておくのが良いかと思います。

とにかく、車が入れない登山道ではどんな低い山でも、足をくじいただけでも大ごと。

怪我だけは絶対に避けたいし、これを防ぐのが一番重要かと思います。

 

話しが反れましたが、先程の続き。

山の中腹には開けたスペースがあり眼下の街を一望できます。

これが予想外の絶景。

葛城山5予想外の勾配と岩場でしたがしばらく進むと一旦穏やかな道に出ます。

ここまで来ると尾根まであと少し。

平坦になった道を抜け、再び傾斜道、それでも中盤までの傾斜に比べれば歩きやすい。

 

最後の階段を登りきって尾根の道へ到着。

葛城山尾根道1ここから尾根を辿ります。

やがて下りの階段、下りきると長い登りの階段。

その状況に家族からのひんしゅくを一手に引き受けます・・。

葛城山2階段を登り少し進むと広場へ。

山頂へはあと少し。

食堂や施設が並ぶ登山道の右手には木々はなく、ススキを刈り取った広大な空間。

葛城山山頂2この先が山頂です葛城山山頂3

葛城山山頂1

山頂の空間からは鎮座する金剛山が一望。なかなかの迫力です。

山頂を含む空間には木々が無く、広大でツツジで有名との事。

 

絶景はいいのですがこの日山頂の気温は3°

そしてなかなかの風速。

恐ろしく寒い・・。

ひとしきり山頂を堪能し、そそくさと風の当たらない場所で昼食。

 

昼食の際、緊急家族会議が開かれ、非常に残念な事態が・・。

ロープウェイによる下山が3対1で可決されたのです・・。

何と言うか・・庭に小屋を作っていて作業途中に引っ越しする・・そんな中途半端な、やり残した様な気分・・。

 

ロープウェイ駅に向かい、乗車。

駅から見える絶景とロープウェイ初体験の子供達を見ているとこれはこれで良かったかな。

と思える下山でした。

 

いなみに、ロープウェイから見える景色に一番テンションが上がっていたのは・・僕でした。

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