滋賀県葛川支流江賀谷でミノーイングをする

アマゴ先日、この酷暑の中、滋賀県は安曇川水系、葛川支流の江賀谷へアマゴ・イワナを狙って遡上してきました。

この日は、渓流のミノーイングとトレッキング、山飯をまとめて楽しんでやろうと画策。

普段はスリングでの釣行ですが、この日はバックパックに山飯装備を突っ込ん、沢を変える移動は無し、1つの沢を最下流から折り返しの時間が来るまで登り続けることに。

BackPack

中身はほぼ、食料と調理器具。

かなり蒸し暑い当日、夜明け前、家の近辺は気温30℃・・。

それでも、現場はさすがに山奥、夜が明けても気温は26℃程度と地元よりは低温。

 

以前にも、釣行をUPしたこの江賀谷。

滋賀県と京都府の県境付近の山中にある、八丁平と呼ばれる、山中の平地?開けた場所?から流れ出す沢で、水量は、関西の沢にしては、多い方・・と勝手に思ってます。

沢身支度をすませ、早速入渓。

アップストリームでアルボル50Sをキャストして行きます。

 

登って行くと少し、広いエリア。

アップでキャストし斜めに川を横切る様にリトリーブ。

岩のスリットを抜け、浅瀬に入る寸前に小型のイワナがヒット。

イワナ180723

ピンボケ・・。

安曇川水系には、何本も支流があるのですが、江賀谷のイメージは数は出るけど、小型・・。

別の支流では、鼻が曲がった尺岩魚もでるので、できれば・・尺狙いたい。

 

更に、遡上。

次はやや小ぶりのアマゴ。

アマゴ20180723ある程度の深さがあれば、コンスタントに魚出ます。

その後も、小型のイワナがポロポロ。

アップストリームで、トゥィッチ無し、沢を斜めに横切るパターンが好反応。

 

沢の水は冷たく、両岸の木が直射日光を防いでくれるので、暑さもさほど気にはならないですが、定期的に表れる砂防ダムを高巻きするため、岸に上がると、熱風で当日の暑さを実感。

朝のうちに、なるべく多くキャストして、少しでもサイズを上げたいところ・・ですが、サイズはあまり変わらず。

 

堰堤下の落ち込みも丁寧にキャスト。

ミノー、シャッド、スプーンを入れると、反応あるものの、食いきりません。

大場所はプレッシャー強いのかな・・。

 

昼が近づくにつれて、魚の反応が悪くなります。

そこで、自分ミノー(自作ミノー)にルアーチェンジ。

アップでのトゥィッチをメインに設計したミノーなので、リアクションで釣る作戦。

 

広めの淵。

ミノーをキャストし、不規則に連続トゥィッチ。・・で、アマゴがヒット。

小型ですが、砲弾型のガッシリした魚。

アマゴその後も、この作戦でポロポロ。

 

ひとしきり、遡上した所で、昼前に休憩。

シングルバーナーでキーマーカレーを作り、栄養補給。

キーマカレー

チーズたっぷりキーマーカレー

山めしの話しはまた、後日UPしてみます。

 

休憩後、更に遡上。

いつの間にか、沢の横に続いていた林道も消え、倒木を乗り越え、大岩を登り、高巻きをして上がり続けるも、サイズは変わらず・・。

気温のせいか、先日の大雨のせいか、上流に行くほど、魚の数が少ない・・。

 

14:30頃、崩落した岩と大量の倒木に行く手を阻まれます。

進むか、悩んだ末、ここで引き返す事に。

 

車に戻ると、地元の鮎師のおじさんがいたので、少し雑談。

今では、浅い葛川もおじさんが子供の頃は、相当な流れがあったとか。

現在では、中規模の渓流と言ったイメージですが、当時は、材木を運搬するのに、この川から流していたとのこと。

「ここまで、川やった」と指さすおじさん。目測で、今の5倍の水量はありませんか・・?

当時は40cmのアマゴに70cmのイワナも出たりだとか。・・うらやましい・・。

 

上流や支流の堰、治水工事に発電関連と安全・便利と引き換えに自然を変えてしまっているとの事でした。

前日の大雨を思い出し複雑な心境をおじさんと分かち合って、この日は帰宅となりました。

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滋賀県葛川支流江賀谷でミノーイングをする” に対して2件のコメントがあります。

  1. RyotaH1 より:

    はじめまして。いつもこちらのブログ更新を楽しみにしています。

    昨年の夏ごろ,無性にテンカラやルアーで渓流釣りがしたくなり さまよっていたころに,こちらのブログに出会いました。こちらのブログを手ほどきに,このGWについに江賀谷で渓流釣りデビューしました!ルアーで挑みました。釣果はちびイワナ5匹とアマゴちゃん3匹,バラシ7-8匹,チェイス無数,といった具合でした。憧れの渓流デビューには出来過ぎでした。

    味をしめて,改めて貴殿のブログ記事を参照して,今日 針畑川へ行ってきました。江賀谷よりもずっと大きい(と言ってもせいぜい25センチほど)のアマゴちゃんを釣り上げることができました。自分でもびっくりしています。アルボル50Sを初めて使用しましたが,Dコンでチェイスのみだったアマゴちゃんが一発で食いつきました!なにぶん根掛かりが怖くてなかなかアルボル50Sの出番がなかったのですが,CurisTRAILさんがこのルアーを使用しておられるわけが良く理解できました!ポイントごとに立て続けにヒットしました。

    CurisTRAILさんのオリジナル・ルアーにも大変興味があります。
    情報をいただければ嬉しいです。

    テンカラ釣も竿を買ってチャレンジしてみましたが…まだまだ鍛錬が必要です。
    練習に励みたいと思います。

    これからもブログ更新楽しみにしています。
    いつか安曇川水系でお目にかかることができれば幸いです。

    1. curioustrail より:

      RyotaH1 様

      コメントありがとうございます。
      また、返信遅くなりました。すみません。
      このブログが少しでもお役に立て嬉しいです。

      針畑川で25cmは凄いですね!羨ましいです。
      アルボルは値段の分、いい仕事してくれますよね。このルアーはシングルフックなので、ミスキャストしなければ
      以外と根掛かりしないのでここぞと言う場面や初めての場所でパイロットルアー的に使ってみて下さい。

      テンカラはルアーとは違った釣り味がありとても奥深いです。テンカラの事、あれこれ書くと終わらなくなるので
      また、機会があればテンカラのコツなどブログに書いてみます。

      僕の仕事は主にメーカーさんのルアー開発に協力する仕事でして、今のところオリジナルのルアーを出す予定は今
      のところ無いんです、
      ただ、まだ詳しくは書けないのですが、面白い企画が動くかもしれませんので、その際はブログやインスタに上げ
      させて頂きます。

      最近は少しバタバタしてブログさぼり気味でしたが、そろそろ更新しないと思っていたところでしたのでいい後押し
      頂きました。ありがとうございます。
      安曇川水系で見かけたら是非、声を掛けてやって下さい。

      これからもCuriousTRAILのブログを宜しくお願い致します。

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