天竜川水系でミノーイングをする

イワナ1先日は出張で長野県へ。

出張先は、天竜川が流れる地域、この水系、河川西側は南アルプスから流れ込む沢が連なり、渓流だらけ。

東側奥には中央アルプスがそびえ、沢が合流した支流が流れ込んでおり、トラウトをするには最高のシチュエーション。

 

そんな場所で仕事。

竿にルアーに毛鉤、寝袋などなど・・確信犯的な荷物を車に積み込み、あくまでも仕事をしに長野県へ出発です。

 

前日の予報では、午前中は時々雨ながら昼から止む予報・・でしたが・・。

岐阜県までは予報通り、木曽山脈を貫く恵那山トンネルを抜けたら・・長野県側は雨・・。

しかも、しだいに雨風が強まり、荒れ模様・・。

 

仕事の話し、打ち合わせ、色々と順調に進み、夕方前には仕事が終わり、とりあえず、漁協さんへ状況を聞きに行く事に。

中央アルプス

雲が低く、中央アルプスが隠れてしまっている。 この日は強烈な雨風になったり止んだりと天候不順・・。

当初の予定では、初日は天竜川本流で夕方から釣り、翌日は渓流へ入るかなと、何となくイメージ。

漁協のスタッフさんのお話しでは、諏訪湖からの放水が始まっているので、本流良い、との事。

天気予報通りなら、翌日の渓流も良さそうだとか。

 

とりあえず、漁協前でサイズ狙いでルアーを投げ続けるも 1バイト のみ。

雨が強まって来たので、この日は撤収。

 

夜間、予報とは違い、かなり荒れた天気に。

時間ごとにコロコロと予報が変わり、当てにならない天気予報・・。

翌日、6時頃まで大荒れ・・雨風弱まってきたので、不安ながら活動開始です。

 

南アルプス側の支流を覗くも、カフェオレ状態の濁流・・。

困り果てて、再び漁協へ。

 

あれやこれやと話しをして、スタッフさん、色々と調べてくれました。

で、東側の美和ダム上流側の支流と駒ヶ根市の東側の渓流を教えて頂き、そこへ向かう事に。

 

道路の渇き具合から、このエリアの方が、雨が緩かった事が伺えます。

ダム上流側を覗くも、薄茶色の濁り。

看板を見ると上流域で砂防ダムの改修工事中。

川底の石が泥をかぶっています。

どうやら雨だけの影響ではなさそう・・。

 

早々に見切りをつけ、駒ヶ根市へ抜け、次の渓流へ。

 

駒ヶ根市の東側、百々目木川に入渓。

道路に面してアクセスしやすく、プレッシャーも強そうな河川。

全体的にボサが多く、南アルプス側とは違ったイメージ。

ネックは、10m程度の間隔で続く、堰堤。

低いとは言え、登るには面倒な場所もあり、高巻きできる場所もあれば、ボサで覆われ迂回できない堰堤も。

 

とりあえず、車で上がれる最上流部まで行き、最奥の大きな堰堤付近で釣り開始。

この場所、降りるにはちょっとしたコツがいる場所。

ここならロープレッシャーかな?とあの手この手で入渓。

 

岩の横、タルミにルアーが入る様に流すと早々にイワナがチェイス・・が食いきれず。

その後、数か所でイワナの反応があるも、フッキングまで持ち込めない、テクの無さ・・。

 

堰堤に先をはばまれたので、一旦離渓し、下流へ車で移動。

 

流入する沢から入渓。

めぼしいポイントにミノーを打ち込んでいくも魚の反応無く、いま一つ。

もう少し水量が欲しいところでしょうか。

渓流数個、堰堤を過ぎ、次の堰堤。

堰堤下の溜まりにミノーを数回、打ち込みます。

角度、スピード、トゥイッチを入れたりしても反応無し。

次に堰堤に対して平行に、流れを横切る様にミノーをリトリーブします。

 

白泡にミノーが入ってしばらく、リールを巻き続けると・・突然、リールを巻く手がつんのめり、強烈な引き。

反射的にアワセを入れます。

 

なかなか、よく引く魚。

下流に頭を向けた感じ、竿を倒して、頭をこちらに向け、誘導。

バレない様に、かつ素早くランディング。

 

少し色白ながら、肉質の良さそうな、イワナ。

イワナ

長野県産イワナ

天候不順で入れる渓流が限定されたこの日。

しかも、初めての場所で何とか釣れたこの1匹。

イワナに感謝です。

リリースの時、思わず心で「アザした~」と言ってしまう心境。

そして、あの状況でも的確に釣りができるエリアを見極め、教えて頂いた漁協のスタッフさんも感謝でした。

できれば、年内、リベンジしたいな~。

ついでに、そろそろテンカラしたいな。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です