山間最奥の集落にある 山中屋製パン さんに立ち寄る
先日の釣行で、もう1つの目的がとあるパン屋さんを訪れる事。
そのパン屋さんは、滋賀県高島市朽木小入谷と言う山間最奥の集落にある”山中屋製パン”さん。
*山中屋製パンさんのWebページはコチラ
以前、この付近の沢の状態や山道、航空写真での渓相チェックしている時に偶然発見。
調べてみると工房が開いているのは毎週金曜日のみ。
焼き上げたパンを道の駅に卸しているとの事。
気になったのは、金曜のみの営業もさることながら、その立地。
”山中屋製パンさん”がある集落。ここより先は人が住んでいる気配が無い様な山間集落。
森林限界ならぬ、居住限界集落と言うか、その集落より先は山しか無い場所。
気になる・・。
ちなみに、Webに掲載されているパンはどれも美味しそうで、当然パンも目当ての一つ。
と言う事で、釣行時、移動の合間にパン屋さんを探す事に。
目的の集落内を行ったり来たりしながら、場所を聞こうと声を掛けた方が偶然パン屋さんの方。
卸し先が決まっているパンなのに、販売して頂けるのか気になり、聞いてみると笑顔で大丈夫との事。
普段は焼き上げたパンを3時頃出荷するとの事で、2時頃だと種類も豊富に焼き上がり狙い目だとか。
この時は、確か10時か11時頃・・。
それでも、数種は焼きがっているので、是非どうぞ、と工房へ上がらせて頂く事に。

時間が早く、まだ焼き上がったパンが少ないとの事。 ちなみに左が”ひまゴマパン”右が、確か”山型食パン”
このタイミングで焼き上がっていたのは、”ひまゴマパン、山型食パン(だったと思う)、甘夏ピール、バジルチーズ、イチジク”。
どれも、食パン形状の”ブロックタイプ”と食べ切りタイプの”プチ”なるタイプの2タイプ。
ちなみに、どのパンも牛乳、バター不使用、硬さは、ドイツパンの様なハード系、聞いているだけで、既に美味しい・・。
”バジルチーズ”と”イチジク”のブロックタイプをお土産として購入。
釣りを止めて帰って食べたい衝動に駆られてしまう・・。
しかし、ハットにスパッツ、ゲーターにウェーディングシューズのいかにも怪しい恰好なのに、笑顔で愛想よく対応して頂き、パンの事、地元の事、ついでに、川の状態から釜の撮影までさせて頂いて、短いながら楽しい時間を過ごさせて頂きました。
山中屋製パンの皆様、ありがとうございました。
自宅に帰り、早速試食。

左が”バジルチーズ”右が”イチジク”
素朴ながらも結構味が深くて個人的にはかなり美味しい。
そのままでも全然OK、焼くと程よいパリパリ感がまた、たまらなく美味い。
次、タイミング(金曜日)が合えば、また、行って、パン買って、沢登って、山で焼いて、山飯で食べたい。そうしよ~。