子供達が六ツ葉のクローバーを採取する
少し前の事。
子供達と近所の公園に散歩がてらの散策。
小さな池の周りに遊歩道があるのですが、この道の脇には、雑草がてんこ盛り。
夏前までは、雑草の背丈も低く新緑の色で、ベタに緑の絨毯な感じなのです。
この雑草の中には、当然の様に「シロツメクサ?グサ?」、いわゆる「クローバー」が生えているのですが、それを見た息子と娘の間で「四つ葉のクローバー探し対決」が静かに始まるのがいつものパターン。
焦らない性格の長男は観察向きの性格なのか、ポロりポロりと「四つ葉のクローバー」を採取。
それに引き換え、負けん気の娘は、長男に先取され、焦ってイライラ・・。
そんなテンションなので、当然「四つ葉」を採取できず、更にイライラ。
娘の焦り方はまるで、釣り勝負で、先に釣られてリズムが狂うパターン。

子供達が探している間にテントウムシ発見。ベタですが、すっかり春です。
と、ここで、娘が何かを発見。
彼女が持ち込んだのは「六枚葉の 六ツ葉のクローバー」

虫食いだけど・・1、2、3、4、・・!!
そのレア感にかなり焦る、私と息子。
しかし、彼女はこう言います。
「私のクローバーは葉が6枚。私の方が2枚も多い。これで私の勝ち」
彼女にとってこの6枚が如何に貴重でレアなモノかなんて関係ない。
兄のクローバより葉が2枚多く、そのため自分が勝者である事が重要なのです。
この六ツ葉のクローバー の発生確率は「1600万分の1」との事で驚きです。
そして、六ツ葉のクローバーがもたらすと言われている幸福は「地位・名誉etc」だとか。
「地位と名誉」って・・・。
貴重さよりも勝者である事を誇る娘にピッタリ・・。