炊飯を枚方市 国見山でする
シングルバーナーでの炊飯は、失敗すると飯抜きになってしまうので、今まで避けてました。
が、試してみたいメニューがあり裏山(大阪府、枚方市は国見山)にて決行する事に。
ネットで入念に情報を入手。
お米は、無洗米。我が家も無洗米。OK。
炊飯前に米は必ず、「1時間以上水に浸ける」との事。
ならば、無洗米を必要量の水を浸し、厳重にパッキング。
登山中に、米に水を吸わすし、時短する作戦。
*万が一の水漏れ対策に、コーヒー用の水を多めに準備。
で、あれこれあって、いざ現地で調理開始であります。
ここで、いきなり失態。
お米を一握り分程、こぼしてしまいます・・。
クッカーに入れた水を抜くか思案・・。
この流れは、リカバリーが更なる失態を呼ぶパターン・・。
(水を抜き過ぎるとか、なんなら、クッカーをひっくり返すとか・・。)
怖くなって、そのまま、着火。
「蓋をせず、底の米を混ぜながら沸騰させる。これを5分」
・・・・5分以内に沸騰させるのか?沸騰させてから5分なのか??・・。
事前調査の甘さが露呈します・・。
思案の結果、沸騰後5分してから蓋をする事に。
その間は蓋をせず、お米をかき混ぜます。
沸騰してしばらく、急激に水にトロみが出ます。
5分経過。蓋をして火力を超弱火に。
超弱火なので、少しの風で、火が消えます・・。
”ボフッ”と消えたらすかさずライターで着火。”ボフッ”っと消えたら、また着火・・の繰り返し。
これを15分。
蓋がカタカタと音を立てて浮き上がり、湯気香る炊飯のいい匂いが立ち上ります。

この湯気がたまらなくいい匂い。
で、15分したら火を止めて更に15分蒸らします。
15分後、出来上がり。

結果的にやや水が多く、結構柔らかめの仕上がり。それでもツヤツヤして美味しそう。
お米が炊けたら、持参した「鰯の削り節」を取り出します。

カツオでは無く、鰯の削り節。
個人的には、かなり好きな魚介の1つであるイワシ。
このイワシの頭と内臓と取り、削り節に仕上げたこの食材。
イワシの生臭さも無く、旨味が濃いので、出汁用と言うより食品としての使用が、向いてそう。
これを、熱々炊き立てご飯へ「ワサッ」とのせます。
そこへ、醤油を垂らして、出来あがり。

鰯の削り節ご飯
いわゆる”おかかご飯”。
「イワシの削り節ご飯」の完成です。
寒空の下で熱々ご飯。このメニュー、食べ慣れた安心感と抜群の旨さ。
野外で食べるシンプル和食は、中々の存在感です。