枚方市 国見山にて山の幸を採取する
最近、ちょくちょく行く裏山(枚方市にある国見山)。
山の幸を採取する事もしばしば。
先日も子供達と山歩き中にフユイチゴを発見。
場所によっては群生しております。
子供達には人気のフユイチゴ、「美味しい」とビタミン摂取しながらの山を歩く彼ら。
個人的には酸っぱくて青臭いだけなのに・・。

美味しいとフユイチゴをほおばる我が子。そこまで美味いかい・・?
沢山生っているけど個人的には、酸っぱい。なら、ジャムにするか~。っと子供達に提案。「やったぁ~!」と言う事で採取してみる事に。
フユイチゴを採取しに向かう道中、ついでに大好物の「むかご」もちょこっと採取。
むかごは、簡単に油で炒って塩振ってかければ最高に美味いです。
とまぁ、そんなこんなで、山の中腹で「フユイチゴ」の採取開始。
一心不乱に採取する娘。摘んだイチゴをひたすら口に運び集めない長男。

君たち、食べてません~?集めて下さいよ・・。
集めたフユイチゴをタッパーにまとめて帰宅、早速ジャム加工の準備。
フユイチゴは野イチゴの一種で、実に対して種の割合が大きく”種の存続が第一感”を全面に押し出す野生派。
ジャムにすると種の触感が強く、やたらとプチプチ。
このプチプチ感は好みが分かれる様ですが、個人的にはプチプチが少々しつこい感じ。
そこで、プチプチを減らすためにひと手間掛ける事に。
調理の前に、採取したフユイチゴは枯れ葉のクズやゴミまみれなので、丁寧に洗浄。
ここから、ひと手間。
洗浄したフユイチゴの半分を濾して、果汁のみを絞り取ります。
その間に残りの実は鍋に入れ弱火でじっくり火をかけます。
熱で実が弾け、クタっとなってきたら、絞り出した果汁を鍋に追加、アクを取りながら弱火でコトコト。
通常、ジャムを作る場合、果物の半量分、砂糖を入れるらしいのですが、今回は味を見ながら砂糖を足して調整。
味が決まれば、ペクチンを水で溶いて鍋に投入。
トロみが出るまで混ぜます。
(通常はレモン汁でとろみを付けますが、レモンが余ると勿体ないので、ペクチン使用)
トロみが出たら、調理は完成。
殺菌も兼ねて、熱々の状態で瓶に入れ、蓋をすれば、加工終了。

フユイチゴのジャム。(画像は職業カメラマンの嫁さんの作品を無断転用・・。)
このジャム、味は、抜群で一番近いのは、ラズベリーソースでしょうか?
ラズベリーソースに普通のイチゴジャムを混ぜ、マイルドにした感じであります。
都市近郊ながら自然の恵みに感謝できる一品です。