長野県 天竜川水系でテンカラをする
関西からは中々行けない、聖地的イメージの長野県。
そんな長野県7月末に日帰り遠征を強行。
完全アウェーの長野県、どこに行けばいいのか分からないまま、後輩と相談の結果、とりあえず、天竜川へ向かう事に。
天竜川は、西に駒ヶ岳、東には南アルプスを望む盆地を流れる中規模河川で、全方位に立ち並ぶ日本の屋根。
圧倒的存在感です。
山デカい…、高い…、懐深い…と、長野に圧倒され、永住したくなる衝動に駆られて「やっぱり長野はいいね~」などと話してはいるものの、実話、全く分からない長野県の位置関係。
ガイド役を買って出た、もう一人の言い出しっぺ先輩は、まさかの、釣行キャンセル。
今や、「Google Map の航空写真」だけが頼りと言う、なんとも頼りない出だし・・。
黒川沿いの車道から望む水田。絶景です。私の下手な画像では、迫力が伝わらないのがもどかしい・・。
遡上するにつれて、川幅が広がる不思議な河川・・。
たまに、チェイスはあるものの反応悪く、堰が出て来たので、移動。
その後、天竜川漁協さんの事務所へ情報収集。
スタッフさんの話しでは、渓流魚の情報は皆無。加えて、各沢に水量少なく、厳しい状況と思われる。だとか…
それでも、可能性のある沢をいくつか教えて頂き、その沢に賭ける事に。
ついでに、熊の目撃情報出てるので要注意…との事。って事で熊除けの爆竹頂きました。
情報を教えて頂いた、スタッフさん、とても親切にして頂き、感謝であります。
爆竹を入手して百人力の後輩。教えて頂いた小黒川へいざ、出発です。
言い付けを守って爆竹を鳴らした後輩。「熊がいるかもしれないので、先行お願いします。」との事・・。
かわいい後輩であります。
囮役に決まったところで、実釣開始。
少し釣り上がり、淵を打つと…
なんだか、白いイワナ。普通毛針の黒、フライフック#16に喰って来ました。
岩陰が絡むポイントが良さそう。
その後、小型も入れるとポロポロと釣れ出します。
自分毛針への反応、同行者の毛針や川虫を見ていると黒より白系が良さそうでした。
その後、反応が悪くなって来たので移動。
最後は本流で尺アマゴやニジマスを狙います。
うまくすれば、夕方にハッチングがあるかも、などと話しながら、現場に着くとなかなかの強風…。
とりあえず、ミノーを投げますが反応無く、遠征終了となりました。
遠征としては不満の残る結果ですが、四方を雄大な山脈に囲まれ、緑豊かな景色。
ゆったりとした雰囲気、やさしい天竜川漁協のスタッフさん。長野県に癒されてしまい、天竜川水系がすっかり、気に入ってしまいました!
心の洗濯はできましたが、不眠不休の長野遠征は帰りは、くったくた・・。
次回は是非、泊まりで行きたい。