奈良県 天川村 天ノ川水系 川迫川にてテンカラをする
先日の7月13日、天川村みたらい渓谷、川迫川に入渓しました。

クマイチゴ。 熊の様に大きいから熊イチゴとの事。 すっぱそう。
当日は、梅雨が明けきらない蒸し暑い日。
入渓準備中、藪には、大量のクマイチゴ。
クマイチゴ→クマ→熊が出そう。
怖くなり、クマ除けの鈴を取り付けます。
ちなみに、このクマイチゴ、クマの好物から来た名前かと思っていましたが、そうでは無く、クマの様に大きいからだそうです。
ややこしい・・。
さて、この天川村、みたらい渓谷ですが、シーズンオフ期にはニジマスを放流し、禁漁期間でも一部入渓可能な釣り場となり大変お世話になっております。
*但し、冬場は積雪しますので、それなりの装備が必要です。私は降雪時は怖くて行けませんが・・。
この日は、テンカラで遡上します。
序盤、マメアマゴやアブラハヤがポロリポロリ。
淵には結構な魚影。ですが、プレッシャー強めの様子。
淵はスルーして、少し深くなった瀬や流れの当たるタルミを重点的に打って行きます。
瀬の大岩周り、エグレの深場へ毛鉤を打ちます。
毛鉤は羽無しのクロカワムシイミテート:黒(フライフック#14)。
ラインがゆっくり横に動き出します。
ラインが張り切る直前まで送り、合わせを入れると良型が下流に向かって走り出します。
竿を立てて、魚の頭をコントロール。
魚が対岸へ頭を向けたタイミングで、自身は下流へ移動。
これで、魚を上流に向けさせれます。
竿と体を使い、少しづつ、魚との距離を詰め、無事ランディング。

最近のお気に入り”クロカワムシイミテート毛鉤。良型が出ます。
その後、大岩の間に黒い魚体を発見。
上を意識している様子です。
狭い隙間にドライフライをキャストするも、魚影はスルー・・。
普通毛鉤の黒(フライフック#16)に変え、流すと一投目からヒットです。
アマゴよりトルクのある魚体はニジマスでしたが、ランディング直前でフックアウト・・。
その後、瀬の落ち込みへ普通毛鉤(フライフック#16)を流したところ、一瞬ラインが遅くなり、確信は無いが念のため、アワセ。
アマゴが喰ってました・・。
疑心暗鬼なアタリでしたが、なんとか追加。
その後、先行者の足跡が見える様になったあたりから、反応が薄れます。
少し進むと、巨大なプール状の淵に行く手を阻まれ、しかも、大粒の雨が降り出し、納竿としました。
終わってみれば、結構楽しめた天川村。
時間があれば、大淵でルアーをキャストしてみても楽しめそうです。